病院での導入事例

目次

高齢化が進む現代社会において、病院での患者の見守りは重要な課題です。転倒・転落、徘徊、急変など、さまざまなリスクから患者を守るため、見守りシステムの導入が注目されています。本記事では、病院への見守りシステム導入のポイントと実際の導入事例を紹介します。

病院に導入する
見守りシステムのポイント

病院への見守りシステム導入においては、診療科によっても異なりますが、「転倒・転落リスクの低減」「患者の生活の質向上」「職員の負担軽減と業務効率化」の3点が重要です。

センサーやカメラを活用することで、患者の動きを検知し、転倒・転落を未然に防ぐことができます。また、睡眠や活動データを活用し、個別のケアプランを作成することで、患者の生活の質を向上させることも重要です。

AIによる行動分析や異常検知機能により、職員の巡回頻度を減らし、業務効率化を図るシステムもあるので、さまざまなシステムを確認してみてください。

病院での見守りシステム導入の
事例

医療法人せいふう会
宇治リハビリテーション病院

宇治リハビリテーション病院外観画像
引用元:ケアコム公式HP
https://www.carecom.jp/cases/np52_uji-rehabilitation-hp/

見守りカメラシステムとの連動を導入したことにより、スタッフステーションにある遠隔モニターで病室内の様子が確認できるようになりました。センサー呼出時にも映像で患者さまの様子を把握できるため、訪室の判断がしやすくなり、特に人員が少ない夜間帯の職員さまの負担が軽減されました。

またリアルタイムで患者さまの状況が把握できることで、身体拘束を減らすことができ、患者さまの安全確保とストレスの軽減の両立にもつながっているといいます。

地方独立行政法人 埼玉県立病院機構 埼玉県立精神医療センター

埼玉県立精神医療センター外観画像
引用元:ケアコム公式HP
https://www.carecom.jp/cases/np53_saitama-seishin/

暴力行為等のコードホワイト事案の発生を院内全体に通知する緊急通報システムを導入いただきました。館内放送で緊急通報が流れる仕組みを構築したことで、センター内にいる全職員がコードホワイト事案を把握できるようになり、駆けつける人数が格段に増加。

また、エリアを詳細に設定できるようになり、他の部署や病棟の人でも発生場所へすぐに駆けつけられるようになったといいます。コードホワイト事案への対応スピードが上がったことはもちろん、看護師の安全・安心の確保にもつながりました。

羽島市民病院

当院では、ベッドの脚に設置した4つのセンサが感知した内容をナースコールで知らせるタイプを利用しているのですが、センサの見た目はまるで車輪止めのようで、全く違和感を感じません。

センサが患者さんに直接触れないことで、ナースコールを鳴らしていないのに介助を行う看護師が素晴らしいタイミングで訪室し、患者さんが驚いたこともある程なんですよ。

まとめ

病院への見守りシステム導入は、患者の安全確保と医療スタッフの負担軽減に貢献します。

転倒・転落検知、徘徊検知、バイタルサインモニタリングなど、さまざまなシステムがあり、病院のニーズに合わせて選択可能です。プライバシーへの配慮や既存システムとの連携も重要なポイントです。

見守りシステムは導入すればどれも同じ効果が得られるわけではなく、施設の環境や入居者の状態、運用方針によって、選ぶべきシステムも変わります。そこで本サイトでは、それぞれの現場にフィットする見守りシステムを厳選し、おすすめのポイントとともに紹介しています。併せて参考にしてください。

【導入施設別】
施設向け見守りシステム
のおすすめ3選をみる

導入施設別
施設向け見守りシステムのおすすめ3選

入居者が寝たきりの方か、比較的元気な方かによって、必要な見守りシステムの機能は異なります。そのため、施設が受け入れている入居者に応じたシステムを選ぶことが大切です。ここでは、施設の種類ごとにおすすめの施設向け見守りシステムをご紹介します。

寝たきりの方が過ごす
慢性期病院・特養向け
   
エクセルエンジニアリングの
見守りシステム
(エクセルエンジニアリング)
エクセルエンジニアリング公式HP
引用元:エクセルエンジニアリング公式HP
(https://www.excel-jpn.com/system/)
  • ベッド上のセンサーマットによる高精度なバイタルデータで、異常を早期に検知(※)し、突然の体調不良などによる事故を未然に防げる
  • 240個の体圧センサーが体圧分布を計測し、体位変換のタイミングを通知。不要な訪室を減らし、介護者の負担を軽減させる
通知方法 PC・スマートフォン・タブレット
センサーの
設置方法
センサーマットをベッド上に敷く
   
認知症高齢者が過ごす
グループホーム向け
Neos+Care(ネオスケア)
(ノーリツプレシジョン)
Neos+Care公式HP
引用元:Neos+Care公式HP
(https://neoscare.noritsu-precision.com/)
       
  • 居室内の行動を広く検知し、ベッド外での転倒やうずくまり等を通知。入居者の危険な行動を早期に検知・対策できる
  • シルエット動画によって、適切な訪室判断と入居者の尊厳遵守を両立させ、入居者家族の安心感を得られる
通知方法 スマートフォン・タブレット
センサーの
設置方法
居室内のベッドが見通せる壁または天井に専用アタッチメントで取り付け
自立した高齢者が過ごす
サ高住向け
いまイルモ
(ソルクシーズ)
いまイルモ公式HP
引用元:いまイルモ公式HP
(https://www.imairumo.com/)
  • 起床・就寝・トイレ回数など全居室の状況がPCで一覧表示され、スタッフが不在の夜間でも安否確認がしやすい
  • カメラを使わず、動き・温湿度・照度の異常を検知する複合センサーのため、入居者に監視感を与えない
通知方法 PC・スマートフォン
センサーの
設置方法
両面テープやネジで取り付け

※参考用に心拍及び呼吸状況の表示が可能ですが、心拍計、呼吸計の代用はできません。

導入施設で選ぶ 施設向け見守りシステム3選