見守りセンサーの種類は大きく分けて、センサーマット、シートセンサー、超音波・赤外線センサー、センサーベッドの4種類。
加えて、ナースコールに連動させて使う商品と、ナースコールがなくても使える商品でタイプが異なります。
見守りセンサーを導入する際は、検討している施設の状況に合った商品を選ぶ事が重要です。
まずは検討しているセンサーを選んでいただき、センサーごとの特徴やメリット、デメリットを確認。それぞれおすすめの商品についても紹介いたします。
ハカルプラスの見守りセンサー(離床センサー、介護センサー)について調べました。
1916年の創業以来、100年以上にわたり電気計測の技術を磨いてきたハカルプラス。質の高い無線通信技術や計測技術を応用し、医療・介護の現場で役に立つ製品を開発しています。
高齢化社会によって、医療・介護の課題の1つとなっているのが「見守り」です。ハカルプラスでは、離床や徘徊を検知、通知するシステムを開発しています。
見守りが必要な状況は千差万別。自宅や介護施設、病院など、さまざまな環境に合わせた3シリーズを用意。各シリーズに、利用者の状態に合わせて選べる4つのセンシングを用意し、対象者の環境やタイミングに応じて的確に見守れるシステムを考えました。
ハカルプラスの「CAREai」は、在宅介護向け、介護施設向け、病院・介護施設向けと、環境で選べる3つのシリーズがあります。
さらに、利用者の状態に応じて選べる「超音波センサー」「起き上がりセンサー」「ふむふむセンサー」「コールスイッチ」の4つのセンサーがあり、環境と状態を組み合わせることで、さまざまな状況に対応することが可能。
現場の困りごとや要望をヒアリングし、それぞれの環境と利用者の状態、介護者の悩みにぴったりの見守り方を提案しています。
おすすめの離床センサーとは?
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ベッド下に置き、マットに足が触れるとお知らせするセンサーです。
薄さ2㎜、耐荷重は500kg、コードレスなので、マットやコードへつまづく心配もありません。車椅子やベッド脚の乗り上げによる故障も減少します。
認知症によってトイレの場所がわからなくなってしまう患者に、スタッフが確実にトイレ介助へ駆けつけられるシステムが必要でした。
そこで「ふむふむセンサー」を導入。施設の規模や使用範囲を考慮してライトシリーズと組合せたところ、すぐに駆けつけることができ、万が一濡れてしまっても防滴仕様なので故障の心配もありませんでした。
薄く、やわらかいセンサーをシーツ下やパッド下に敷き、利用者がベッドから起き上がると通知するセンサーです。
上半身を起こすと通知するため、より速い対応が必要な場合に向いています。
寝返りでは反応しない、精度の高い検知技術です。
立ち上がりや立位の保持が不安定で転倒リスクの高い利用者に、離床動作をすばやくスタッフに伝える必要がありました。
起き上がりセンサー導入後は、ベッドから背中が離れた時に反応してくれるので、すぐに駆けつけることができ、ベッドからの転落を未然に防ぐことができました。
超音波で動きを検知します。マットタイプを敷けない、跨いで避けられてしまうなど、環境や利用者によってマットタイプが使えない場合に便利です。
ベッド下・ベッド上・部屋の出入り口などに設置が可能なので、利用者の状態に合わせることができます。
さらに、非接触検知なので、さりげなく隠して設置でき、離床や離室、徘徊などの行動を知らせてくれます。
夜間、スタッフが少ない時間帯に、入院患者がエレベーターに乗って病院を抜け出し、スタッフが探しに行くという事案が起こっていました。
そこで、2基あるエレベーターの前に「ライトシリーズかんたんモデル」の超音波センサーを徘徊モードで設置。超音波センサーは動くものに反応するので、患者がエレベーター前に来ると反応し、スタッフの携帯用ペンダントに通知が来ます。
おかげで、エレベーターに乗り込む前に防ぐことができるようになりました。
工事不要、コンセントに差すだけで使える簡易コールです。会話機能はなく、シンプルな呼び出し装置なので低予算で納期も短く、すぐに使えるようになります。
施設内に感染症患者が現れた場合、最小限に防ぐために患者を一時的に別室へ移動させることがあります。その際、移動先の部屋に呼び出しようのコールスイッチがなく不便でした。
そこで「コンセントコール」を導入、受信機をスタッフの詰め所に、送信機を患者居室のコンセントに差すだけで設置でき、あっという間にコールスイッチ付きの部屋になりました。
会社名 | ハカルプラス株式会社 |
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所在地 | 大阪府大阪市淀川区田川3-5-11 |
営業時間 | 8:00~17:30 |
定休日 | 土・日・祝日 |
電話番号 | 06-6300-2111 |
URL | http://care-ai.jp/ |
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見守りセンサーの種類は大きく分けて、マットセンサー、シートセンサー、超音波・赤外線センサー、センサーベッドの4種類。
加えて、ナースコールに連動させて使う商品と、ナースコールがなくても使える商品でタイプが異なります。
見守りセンサーを導入する際は、検討している施設の状況に合った商品を選ぶ事が重要です。
まずは検討しているセンサーを選んでいただき、センサーごとの特徴やメリット、デメリットを確認。それぞれおすすめの商品についても紹介いたします。