「見守りセンサー(離床センサー、介護センサー)」で検索されている31社※の中から、ナースコール連動型のオリジナル製品(離床センサーシート)を取り扱っている会社をピックアップしました。
※Googleの検索エンジンを用い、「見守りセンサー(離床センサー、介護センサー)」で検索した結果を基に選出(2021年7月1日時点)。
さらに、導入事例のある商品をピックアップして紹介します。
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会社名 「商品名」 |
ハカルプラス |
テクノスジャパン 「ベッドコール・コードレス」 |
---|---|---|
サイズ コンパクトか、 持ち運びやすいか |
810×240㎜ | 800×250㎜ |
厚み つまづきにくいか |
2~11㎜ | 6㎜ |
素材 クッション性があるか |
PVC 柔らかい (クッション性あり) |
PVC |
防水性能 メンテナンスが簡単か |
〇 | △ |
抗菌仕様 メンテナンスが簡単か |
〇 | 〇 |
通知速度 カスタマイズ性があるか |
1秒 | 0.5、1.5、3秒 |
誤検知対策 誤検知をどう防ぐか |
起き上がり動作だけを検知 (独自システム) |
反応時間遅延機能 |
※防水性能の「△」は、防滴性能を持つ製品を示しています。
また、公式サイトに記載のない項目は「-」で統一しています。
ベッドシーツの下などにシート状のセンサーを設置して使います。ベッド上で対象者が起き上がったり、離床したりした際に通知します。
寝返りや端座位になったことも区別して知らせ、危険度を表示できるセンサーもあります。
立位や歩行が困難で、素早い介助が必要な場合に役立ちます。
シートセンサーシステムは、対象者の離床を知らせるものが主流ですが、中には対象者がベッドにいる間の脈拍、呼吸数、体重などを計測できる商品もあります。
睡眠状態を把握できるタイプもあり、睡眠パターンを知ることで夜間の巡回計画を立てやすくなります。
複数人の状態を、スタッフが詰所などで一括して見ることができるので、少ない人数でも安全な見守りが可能です。
シートセンサーはベッド上に設置し、対象者がベッドから起き上がると検知するシステムのため、ベッドの降り口に設置するマットセンサーよりも早い段階で離床を検知することができます。
ベッドから立ち上がる際に転倒するリスクが高い方や、ベッドで過ごすことが多い方が起床しているかを確かめたい場合などに適しています。
近年は薄型で柔らかい素材の商品も出ており、寝ている対象者に余計なストレスをかけることなく使用することができます。
シーツや敷きパッドの下に敷くタイプのものは、直接肌に触れることがないため汚れにくいところもメリットの1つです。
シートセンサーは寝返りも検知できます。しかし、寝返りのたびにアラートが鳴って頻繁に訪室が必要になってしまうケースも起こってしまいます。
寝返りと起き上がり、離床を区別できるタイプもあるので、対象者の状態によって使い分けが必要になるでしょう。
またベッドのシーツ下に敷くと、対象者が違和感を覚えて嫌がる場合もあります。防滴加工がしてあっても、完全な防水ではないため、水や尿で濡れると故障の原因にもなります。
シートセンサーは、「有線か無線か」また「通知方法」などを確認して選ぶことがポイントとなってきます。ここでは、それぞれのポイントについて見ていきましょう。
まず、シートセンサーのケーブルの有無について考えましょう。
無線のシートセンサーを選択すると、ケーブルがないため利用者がケーブルに引っかかって転倒するといった事故の防止に繋がること、またベッド周りのケーブルを増やさずに済むといったメリットがあります。
ただし、有線のものと無線のものを比較すると、無線のシートセンサーの方が高額となる傾向があるため、予算とのバランスを考えることも必要です。
通知の方法としては「ナースコールで受信する」または「専用の受信機で受信する」という2つのタイプがあります。ナースコールが設置されている施設であれば、ナースコールで受信するタイプを選ぶことが多くなるでしょう。また、専用受信機を使用するタイプであれば、ナースコールの設備がない施設や住宅でも使用できるというメリットがあります。
見守りシステム(センサー)を選ぶときは、種類はもちろん、現場の環境に合ったものを選ぶことが大切。
見守りシステム(センサー)には、ナースコールに連動させて使う商品と、ナースコールがなくても使える商品でタイプが分かれます。
それぞれ選ぶべきポイントも変わってくるため、現場に合う製品はどれかチェックしてみましょう。
現在、さまざまなメーカーからシートセンサーが提供されています。ここでは、いくつかのシートセンサーを紹介していきますので、どのような製品があるのか参考にしてみてください。
誤検知を抑えるための独自の検知方法を搭載している点が特徴です。この検知機能によって、寝返りの場合は反応せずに、起き上がった時のみを検知できます。また、検知から1秒後に通知を行うことから、転倒や徘徊といったトラブル防止にも繋げられる点も特徴のひとつとなっています。
受信方法は専用機で受信するタイプとナースコールで受信するタイプが用意されているため、既存の設備などに合わせた選択が可能。また、防水・抗菌仕様となっていることからお手入れも簡単に行えます。
利用者が状態を起こすと通知するタイプのセンサー。上体を起こすとセンサーが検知します(通知速度は0.5秒、1.5秒、3秒の3種類から選択が可能です)。また、通知は据え置き型と持ち歩きが可能な携帯型の2種類が用意されています。
マットレスの上に敷いて使用しますが、厚みが6mmとなっており、違和感なく使用できるような仕様となっている点も特徴。さらに、センサーはコードレスタイプと有線タイプの2種類が用意されています。
シートセンサーは体の下に敷かなければならないため、中には気になって寝つけないといった繊細な方もいるかもしれません。
あらかじめベッドにセンサーを内蔵した見守りベッドシステムや、既存のベッドの脚にセットすることで離床を検知できるセンサーベッドシステムなども検討してみると良いでしょう。
見守りセンサーの種類は大きく分けて、マットセンサー、シートセンサー、超音波・赤外線センサー、センサーベッドの4種類。
加えて、ナースコールに連動させて使う商品と、ナースコールがなくても使える商品でタイプが異なります。
見守りセンサーを導入する際は、検討している施設の状況に合った商品を選ぶ事が重要です。
まずは検討しているセンサーを選んでいただき、センサーごとの特徴やメリット、デメリットを確認。それぞれおすすめの商品についても紹介いたします。